イベント情報
須坂市小山の完成見学会
ご来場ありがとうございました。
これからは夏の暑さ対策も必要です!
猛暑日が続いた今年の夏。みなさんは快適に過ごせましたか?
さすがに日中35度以上になると室温も30度以上は当たり前、夜も温度が下がらなく寝苦しい日も多くなります。寝ている間に熱中症にかかる方も多いと聞きます。適度にエアコンを使うのはもちろん重要ですが、住宅の暑さ対策も重要になって来ます。
どうして断熱がしっかりしていても夏の室内は暑くなるのか?
断熱材は熱を伝わりにくくしています。だから冬は暖房してあたたかい室内の熱が外に逃げず、夏は外の熱が室内に入ってくるのを防いでいます。
ところが、熱の伝わり方には「伝導」「対流」「輻射」の3種類あって夏の日中に家屋に及ぼす熱の影響は75%が「輻射熱」によるものなのです。この「輻射熱」の正体は太陽光で、日光が届いている限り温度が上がります。炎天下の車のボディ、砂浜の砂の上、プールサイドのコンクリート等々、みなさんも経験があるでしょう。
CW断熱が夏の暑さ対策と冬の寒さ対策を両立しました。
輻射熱で暑くなるのなら、反射してしまいましょうというのが、今回採用したCW断熱です。家の外側をぐるりとアルミシートで覆う事で熱を反射させ、高性能な断熱材を充填しました。ちょうど反射式ストーブの正面は暖かいけど、裏面は熱くもなく素手で触れるのによく似ています。
実際のアルミシートは外壁材の下に隠れてしまい、パッと見は普通の家と変わりありません。残念ながら外壁をはがしてご覧いただく事は出来ないので、当日は工事中の写真やサンプルでどのような構造になっているのかご覧いただきたいと思います。
仲良し5人家族。Y様邸の家づくり
ご夫婦と3人の娘さん。お打合せの初めのころから全員とお話しさせていただきました。まさにご家族全員で作り上げたお家の完成です。
間取りの話しをしているときには娘さんに「寝る部屋は畳にしてほしい」と言われ、外観を選んでいるときは娘さんそれぞれ候補をあげていただいたりもしました。ご家族での話し合いをたくさんされていて、本当に仲がいいご家族だなと思います。
今までのお住まいは築60年以上の平屋。かなり傷みが進んでいて心配も多かったと思いますがこれで安心して快適にお住まいいただけそうです。
娘さんたちも納得の勉強と就寝スペースにゾーン分けした子供部屋、あえて壁付のキッチンにして広々使えるようにしたLDKと和室。特別なところは少なくシンプルな作りですが、それぞれのご家族が家づくりにあたり考えた事、話し合ったことは皆様の家づくりの参考になると思います。